“いかに目立たなくするか”です。
昔の傷跡、リストカット、根性焼きなど既にある傷を目立たなくする治療を傷跡修正と呼んでいます。目的が整容面の改善のため自費診療扱いとなります。
治療は、幅のある傷をきれいな細い線に縫い直すことが基本です。単純に細い傷にする場合と、傷が長くなってもできあがる傷の向きを工夫することで、ぼかし効果をねらった方法(Z形成術、W形成術など)があります。また広い範囲では、縫縮と植皮を組み合わせた治療を行うこともあります。
腹腔鏡手術の跡(特におへそ近く)、帝王切開の傷跡のご相談もとても多いです。治療結果は縫い方で決まってくるのですが、形成外科では、あらかじめ盛り上げる様に縫うことで、全体が平らになったときに、幅を持った傷になりにくいようにしていきます。アンダーヘアのところだけが目立つ傷跡になっていることも多く、この場合より目立つリスクのあるところはより盛り上げるといった、一本の傷に対してグラデーションをつけた盛り上げ方をしていきます。
尚、ケロイド、外傷性タテゥー、傷痕が原因でのひきつれや機能障害がある場合などは保険診療扱いとなることがあります。
● 他院で勧められた治療内容が最善なのか判断がつかない
● とにかく消すことを急ぐ
● 言い訳ができるような傷跡にしてほしい
などは、形成外科専門医の在籍するあざみ野駅前形成外科に是非ご相談していただければと思います。
※治療方法と面積で算定 |
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※【参考】名刺の大きさ(対角線で約10㎝)で¥88,000(税込)です。
腕、足、首、顔は切除費用の1.5倍になります。
施術費用の自動計算
半角英数字で面積Sを入力します。【計算】ボタンをクリックすると、税込費用が表示されます。
【注意】
o 千円未満切り捨てで施術料をだしています。
o 長さが1cm未満は一律1cmで計算します。
o 顔、肘下、膝下は上記計算結果の1.2倍の費用となります。
o 一度にできる範囲は、切除、植皮ともにB5サイズ枚程度(約460cm²)です。
o 分割切除は、切除で計算した費用に諸経費として2~3万円を加算します。
手首にあるリストカットの傷跡を、同じ向きに細いきれいな傷に縫い直しても意味がないでしょう。多少カット痕が取りきれていなくても、テカリのあるような目立つ傷跡がなくなれば大きな意味があるはずです。
傷を消すことはできません、とにかく目立たないようにするのです。そして傷が見えても‘いかにも’を連想させないようにしていくことが肝心だと考えています。